2001年9月のトピックス(暫定版)
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伊予鉄道は9月21日、「サービス向上宣言 第2弾」として郊外電車・バスの運賃引き下げや最終便増発、昼間帯のバス増発などを10月1日(月)から行うと発表した。
運賃引下げは、初乗り150円・最高額600円以外の運賃について、すべて50円刻みとし、50円で除した端数は切り捨てる。運賃変更となる各区間の定期券も同様に引き下げられる。また、市内電車の通勤定期は乗降区間指定から全線乗降自由に改められる。
さらに10月10日からは同日にグランドオープンするいよてつ百貨店とタイアップして、屋上大観覧車チケットをセットにした電車・バス往復割引きっぷの発売を始めるほか、同百貨店の商品券1万円にい〜カード1,100円券をセット販売し、さらに同百貨店で3,000円以上の買い物をすると当日限り有効の電車・バス乗車券を渡すなど、松山市駅前周辺の渋滞緩和も狙った割引策を実施。
また、現在松山市駅発22:00となっている電車・バス各線最終便を22:30〜22:40の時間帯に設定。昼間帯のバスも北条線など4路線で平日1日計16便、休日1日計28便を増発する。
参考：
・2001年9月22日(土)付 愛媛新聞第3面(総合面)
(愛媛新聞Web「愛媛新聞：県内の主な出来事(2001年9月22日)」に記事概要あり)
・2001年9月22日(土)付 愛媛新聞第21面掲載の伊予鉄道の全面広告
・2001年9月22日(土)付 日本経済新聞 四国経済面
(「NIKKEI NET」列島ビジネス【四国】 )9月22日分に記事概要あり
・南海放送Web「ＲＮＢオンラインニュース」9月21日分
・愛媛朝日テレビWeb「EAT NEWS」9月21日分
・テレビ愛媛Web「ＥＢＣスーパーニュース」9月21日分
・asahi.com「MYTOWN 愛媛」2001年9月22日分
伊予鉄道が9月21日に発表した「サービス向上宣言 第2弾」についての報道の中で、すでに明らかになっている市内2路線でのワンコインループバスの運行が10月16日(火)から始まることが明らかにされた。
参考：
・2001年9月22日(土)付 愛媛新聞第3面(総合面)
(愛媛新聞Web「愛媛新聞：県内の主な出来事(2001年9月22日)」に記事概要あり)
・南海放送Web「ＲＮＢオンラインニュース」9月21日分
・愛媛朝日テレビWeb「EAT NEWS」9月21日分
・テレビ愛媛Web「ＥＢＣスーパーニュース」9月21日分
・asahi.com「MYTOWN 愛媛」2001年9月22日分
伊予鉄道公式Webによると、10月12日から定期観光バスのルートが、従来の2コースから次の5コースにリニューアルされる。
- 松山よくばりコース（2980円）
- 子規・漱石コース（1700円）
- 愛媛人物博物館と砥部焼コース(1980円)
- 内子町並浪漫と砥部焼コース (7000円)
- しまなみ街道コース(7980円)
参考：
伊予鉄道公式Web「定期観光バス」のページ
北海道穂別町で1日限りのイヴェント「よみがえれ！汽笛」に米山工業製の坊っちゃん列車が運行された。
この日のイヴェントでは、同町内に保存されている旧国鉄富内線富内駅構内の600mの区間を09:30〜20:00の間約30分ごとに列車が往復運行した。
参考：
・2001年9月15日(土)付 愛媛新聞朝刊第7面(総合面)
(「愛媛新聞：県内の主な出来事(2001年 9月15日)」に記事概要あり)
・南海放送Web「ＲＮＢオンラインニュース」9月14日分
・テレビ愛媛Web「ＥＢＣスーパーニュース」9月14日分
北海道穂別町でのイヴェント「よみがえれ！汽笛」のために9月10日、松山を出発した米山工業製の「坊っちゃん列車」は予定通り9月13日、北海道穂別町に到着した。
早速午後からは地元の子供たちが招待し試運転を兼ねた特別運行が行われた。
参考：2001年9月14日(金)付 愛媛新聞朝刊第3面(総合面)
(「愛媛新聞：県内の主な出来事(2001年 9月13日)」に記事概要あり)
9月13日から、坊っちゃん列車の予約受け付けが開始された。伊予鉄愛媛新聞観光社(Tel:089-941-0800)での電話予約が午前9時から開始されたほか、伊予鉄道公式Webでは一足早く9月13日午前0時から「坊っちゃん列車に乗ろう」でネット予約受け付けが開始された。
坊っちゃん列車など松山を連想させるデザインのふるさと切手「歴史と文化の息吹くまち」が9月12日から四国内の各郵便局で発売になった。
発売初日には松山中央郵便局で正岡子規や坊っちゃん、マドンナに扮した局員が販売に当たるなどして雰囲気を盛り上げていた。
この切手は愛媛県内の各郵便局で510万枚が販売され、四国を中心に全国で合計800万枚が発売される。
参考：
・南海放送Web「ＲＮＢオンラインニュース」9月12日分
・「ゆうびんホームページ」歴史と文化の息吹くまち松山
愛媛県は9月11日、公共交通機関のバリアフリー化に関する事業を盛り込んだ9月補正予算案を発表した。
「低床式路面電車購入補助金」として4,000万円を盛り込み、今年度導入される2両の通常車両との差額に当たる1億6千万円を国・県・市で負担する。今回導入される低床車は床面高さが35cmの車両で、今後、保有車両の3割に当たる11両を低床車に置き換える予定。
*愛媛県庁Web内に「平成１３年度９月補正予算の主な事業について（ＰＤＦ形式：５５ＫＢ）」(http://www.pref.ehime.jp/houdou/houdou1309/kaiken1309.pdf)に事業内容が記されています。
愛媛県は9月11日、公共交通機関の利用促進に関する事業を盛り込んだ9月補正予算案を発表した。
この中に「交通需要マネジメント実証実験実施」896万円が予算案に計上されている事業では、松山市内にワンコインのループバスを今年10月中旬から1年間に渡って実験運行される。路線は久米駅・松山市駅をそれぞれ起点とする新規路線2路線(循環路線)としており、運賃は大人100円。
さらに「バスロケーションシステム整備」のために2,130万円の補助も盛り込まれている。
*愛媛県庁Web内に「平成１３年度９月補正予算の主な事業について（ＰＤＦ形式：５５ＫＢ）」(http://www.pref.ehime.jp/houdou/houdou1309/kaiken1309.pdf)に事業内容が記されています。
米山工業による復元「坊っちゃん列車」が9月14日、北海道穂別町でのイヴェント「よみがえれ！汽笛」へと出発する搬出作業が9月10日(月)に行われた。
作業は午後1時から作業が行われ、特製ヘッドマークが付けられた機関車と客車2両(1編成総重量約6.2トン)を作業員約10人が大型クレーンでトレーラーなど2台に積み込んだ後、「坊っちゃん列車を走らそう会」の関係者ら約20人が出席する出発式が行われた
輸送ルートは当初予定でフェリー経由だったものの、台風15号接近の影響でフェリー輸送が困難になったため、瀬戸大橋経由の日本海側陸路北上、という陸送コースに変更しての輸送となった。
参考：2001年9月11日(火)付 愛媛新聞朝刊第4面(社会面)
(「愛媛新聞：県内の主な出来事(2001年 9月11日)」に記事概要あり)
伊予鉄道公式Web「トピックス」のページで、9月13日から坊っちゃん列車乗車予約受け付けが開始されることが発表された。
8月下旬から「化粧直し中」となっていた伊予鉄道本社ビル前の坊っちゃん列車レプリカの化粧直し作業が9月9日までに完了した。
松山市が9月7日に発表した9月定例議会に提案する補正予算案の中に、「路面電車への超低床電車導入事業費」として8,000万円が盛り込まれていることが明らかになった。
また、この補正予算案には「坊っちゃん列車製作補助費」として7,450万円、「ノンステップバス導入事業費」として2,500万円も盛り込まれている。
参考：以下の各記事
・2001年9月8日(土)付 愛媛新聞第8面(地方面)
・2001年9月8日(土)付 毎日新聞(地域のニュース：愛媛)
・2001年9月8日(土)付 日本経済新聞(四国経済面)
9月3日に古町車庫に到着し、9月4日に安全運行祈願祭が行われた坊っちゃん列車は、翌日9月5日からは運転訓練が本格化し、午前中は発進と制動の繰り返し訓練、午後からは油圧装置を使っての方向転換作業の訓練が行われている。
今後、9月中旬まで古町駅構内で試運転を行うほか、夜間の郡中線を利用しての走行練習が予定されている。
参考：以下の各記事
・2001年9月5日(水)付 読売新聞愛媛版
・2001年9月5日(水)付 愛媛新聞朝刊第3面(総合面)
(「愛媛新聞：県内の主な出来事(2001年 9月 4日)」に記事概要あり)
9月3日に古町車庫に到着した復元「坊っちゃん列車」は、翌9月4日に古町駅構内にて関係者による安全祈願祭の神事が行われた。祈願祭には関係者約50名が出席し、阿沼美（あぬみ）神社の田内逸和宮司が祝詞を上げて安全を祈願した。
祈願祭に続いて試運転が行われ、白煙を上げて列車が古町駅構内を走行した。続けて運転士予定者に対して新潟鉄工所関係者から機関車の構造や操作の方法の説明があり、実際に運転台に立って試運転に臨んでいた。
今回の車両完成について、伊予鉄道の森本社長は「作製いたしましたのは伊予鉄道でございますが、今後の運営、使い方も含めてですね、市民の方、地元の方にお力添えをいただいて、ずっと続く観光資源として成長させていただきたい、と。それを皆様にも特にお願いいたしたいと思っています」とコメントしている。
また、道後温泉誇れるまちづくり推進協議会による「坊っちゃん列車走行プロジェクトの特別検討委員会」の水口喜嗣氏は「観光名物のひとつと考えたら、道後にひとりでも多くの方がいらして、この坊っちゃん列車を見ていただき、また乗っていただき、また思い出になっていただければ、非常にうれしいと思っております」と語った。
2001年9月4日(火)夕方放送の以下の各局愛媛ローカルニュースを参考にしました。
・南海放送(日本テレビ系)「特急！なんかいＮＥＷＳプラス１」
・あいテレビ(ＴＢＳ系)「キャッチあい」
・テレビ愛媛(フジテレビ系)「ＥＢＣスーパーニュース」
・ＮＨＫ「イブニングえひめ」
先月8月29日に新潟鐵工所新潟工場で完成した復元「坊っちゃん列車」が9月3日、伊予鉄道古町車庫に到着した。
今回2億6千万円をかけて製造されたのは機関車1両と客車3両で、そのうち今回は搬入されたのは機関車1両と客車2両の合計3両。
8月29日に完成した車両は9月1日に新潟を出発、トレーラーに乗せられ、途中海路経由で松山港に9月3日朝に到着、その日の午前10時過ぎに伊予鉄道古町車庫の古町技術センター前に運ばれてきた。その場でクレーン車を使って車庫内のレールに乗せられ、新潟鉄工所担当者のほか伊予鉄道関係者が見守る中、1時間半をかけて機関車と客車が下ろされた。
機関車と客車の外面には10月12日の運行開始までの間、黒いシールが貼られており、車両の側面には「坊ちゃん 列車デビュー」の文字が大きく書かれている。
搬入作業を終えた列車は、翌9月4日(火)午前10:00から古町駅構内で「安全祈願祭」が行われ、伊予鉄道関係者など50人が出席し神事が行われる予定。さらに安全祈願の後、さっそく4日から乗務員の機関車運転免許取得の訓練を兼ねて古町車庫構内で試運転が行われる予定。
2001年9月3日(月)夕方放送の以下の各局愛媛ローカルニュースを参考にしました。
・愛媛朝日放送(テレビ朝日系)「ニュースＢＯＸ」
・南海放送(日本テレビ系)「特急！なんかいＮＥＷＳプラス１」
・あいテレビ(ＴＢＳ系)「キャッチあい」
・ＮＨＫ「イブニングえひめ」
・2001年8月のトピックスへ
・Topics Index(1998年10月〜)へ
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(mailto:chiezou.murakami@nifty.com)
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