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1999年7月のトピックス

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【7月】



■市駅前再開発で駅にもエスカレータ・エレベータ設置を計画

　7月31日発行の社内誌「いよてつ」No.297掲載の特集「松山市駅前再開発」によれば、2001年10月完成を目指して進められる松山市駅ターミナルビル増築(再開発ビル)等の再開発事業に合わせ、松山市駅のプラットホームおよびコンコースにエレベータとエスカレータが設置される計画であるという。この市駅コンコース改修計画では、地下コンコースから地上へと結ぶエスカレータ2基とエレベータ2基を設置、駅ホーム内にも既存の地下通路とホーム上とを階段なしで行き来できるエレベータを1番線側と2・3番線側にそれぞれ1基ずつ設置する。また2・3番線ホームと地下改札・コンコースとを結ぶエスカレータも2基設置される。
　この特集記事では先の6月10日に地元関係者に発表された観覧車付の再開発ビルの概要や、バスターミナル撤去計画についても触れられている。これによれば、バスターミナル撤去にともなう新たなバスバース(乗降場)として、現在のバスターミナル前に降車専用を1ヶ所、花園町西側に乗降用を3ヶ所の合計4バースを新たに設置、既存の市駅前7バースと合わせて合計11バースで市駅前発着のバスをさばく(現在はバスターミナル・駅前合わせて合計18バースで発着)。新発着場への移行により既存のバスターミナルは撤去、同地に再開発ビルが建設されることになる。計画では撤去着手は7月下旬、完了は9月上旬。



■新社長も市内線への低床車導入を検討

　6月25日の定時株主総会後の役員会で新社長に選任され就任した伊予鉄道の森本社長は同社の検討中の施策・課題の一つとして「軌道低床車両の導入の検討」を挙げた。これは7月31日発行の社内誌「いよてつ」に掲載された「社長就任あいさつ」で明らかにしたもの。低床車の導入検討に関しては前社長の石川富治郎氏が2年前の社長就任時のあいさつで「低床車輛の導入の検討」として挙げており、今回の新社長のあいさつでもあらためて触れられたことは低床車導入への検討が引き続き進行中であるものとうかがわれる。
　なお、森本新社長の就任あいさつでは、このほかに運輸事業関連での検討中の課題・施策として次のものを挙げている。



■社内誌「いよてつ」No.297発行(7月31日)

　7月31日付で発行された。主な内容は以下のとおり。



■伊予市「住吉まつり」に合わせて臨時電車運行(7月29日)

　7月29日(木)「住吉まつり」に合わせて例年通り郊外電車の臨時電車が増発運転された。このページの「夏祭りに合わせて臨時電車を運行」にも記したとおり、臨時便が1便運行されたほか、通常運行便のうち3便が3両編成で運転された。



■伊予鉄道公式Webページ更新(7月26日)

　今回の更新でい〜カード(プリペイドカード)のシリーズ企画「とべ動物園のどうぶつシリーズ」第9弾「カバ」を紹介するページが追加されている。



■い〜カード「カバ」発売(7月25日)

　い〜カード（プリペイドカード）のシリーズ企画「とべ動物園のどうぶつシリーズ」第9弾として7月25日から発売されている。同シリーズの次回第10弾発売は9月下旬に「ライオン」を予定。



■「鉄道の日」フォトコンテスト＆親子見学会を開催

　1995年の第2回「鉄道の日」以来、毎年行われている「鉄道の日」協賛行事の「伊予鉄フォトコンテスト」と「古町車庫見学会」が今年も開催される。
　松山市駅に掲出された要項によれば以下の通り。

● 伊予鉄道「鉄道の日」フォトコンテスト
テーマ 伊予鉄道の電車
諸注意
  1. 未発表作品のみ受付
  2. 四つ切りカラープリント(四つ切りワイド可)
    (入賞の場合には所定期日までにポジ・ネガの原版を送付)
  3. 1人3点まで応募可
  4. 作品の一切の権利は伊予鉄道のものとし、作品は返却不可
  5. 応募作品裏面には「住所・氏名・年齢・電話番号・題名」を明記(駅等で配布の案内チラシの応募券を利用して貼付しても可)
賞
金賞(1名)賞状および賞金5万円
銀賞(2名)賞状および賞金3万円
銅賞(5名)賞状および賞金5千円
佳作(数名)賞品
審査・発表
  • 主催者による審査会で決定、9月下旬に入賞者に直接通知
  • 10月17日に伊予鉄道松山市駅にて表彰
  • 同月12日〜18日の間、松山市駅にて入賞作品を展示
応募先 〒790-8691
愛媛県松山市湊町4丁目4番1号
伊予鉄道株式会社　鉄道の日フォトコンテスト係
問合先 伊予鉄道鉄道部運輸課(TEL:089-948-3323)
締切 1999年9月8日(水)(必着)

● 古町車庫見学会
日時 1999年10月9日(土)10:00〜12:00
場所 伊予鉄道古町車庫
内容 郊外電車・市内電車の運転台模擬操作体験など
対象 小学生とその保護者50組
応募方法 往復葉書の往信裏面に「古町車庫見学会希望」と書いて以下の項目を明記して応募先宛に投函
  • 住所
  • 参加者全員の氏名・年齢
  • 電話番号
応募先 〒790-8691
愛媛県松山市湊町4丁目4番1号
鉄道部運輸課
問合先 伊予鉄道鉄道部運輸課(TEL:089-948-3323)
締切 1999年9月24日(金)(必着)



■夏祭りに合わせて臨時電車を運行

　例年通り7月29日(木)「住吉まつり」と8月1日(日)の「松山港まつり」に合わせて郊外電車の臨時電車が増発運転される。松山市駅ほか各駅に掲示された内容によれば、臨時便の時刻は以下の通り。

●住吉まつり(7月29日(木))　郡中港行電車(松山市駅発)時刻
　20:30郡中港行
　臨時20:45郡中港行
　21:00郡中港行
　21:30郡中港行
　22:00郡中港行(最終便)
　
●松山港まつり(8月1日(日))　松山市・横河原方面行電車(三津駅発)時刻
　21:11横河原行
　臨時21:35松山市駅止
　21:41横河原行(横河原線・郡中線接続最終便)
　臨時21:48松山市駅止
　22:06松山市駅止最終便



■伊予鉄道公式Webページ、航空部関係ページを更新(7月15日)

　今回の更新で、「松山空港発着時刻表」「空港連絡バス」のページに7月15日〜8月31日の改正時刻表が掲載された。



■土曜夜市にともない3両編成電車運行(7月3日)

　6月26日から8月7日までの間の毎週土曜日は松山を代表する商店街である大街道・銀天街・まつちかタウン(松山市駅前地下街)で「土曜夜市」が催されるのに合わせ、7月3日の土曜日から松山市駅21:30発の横河原行・郡中港行の2列車が3両編成で運転されている。
　これにより、横河原線の該当便に使用される編成は夕方以降、3両編成で運転される。また、郡中線のほうは日中は全便2両編成で運転し、21:30の便のみ増結車を連結し3両編成として対応している。



■梅津寺海開き、サマーレジャークーポン発売(7月1日)

　7月1日に梅津寺海水浴場の海開きが行われた。海開き当日は梅津寺海水浴場の貸席無料のサービスが実施された。なお、伊予鉄道鉄道部では今年の8月31日までの期間中、約20万人(昨年は12万人)の人出を見込んでいる。
　また、夏の海水浴シーズンに合わせて各種クーポンも発売している。発売は8月31日まで。通用期間は9月10日まで。
(参考:1999年7月2日付愛媛新聞朝刊総合面掲載の記事)



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