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1999年9月のトピックス

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【9月】

秋祭りで早朝に市内電車臨時便運行予定
松山市駅ホームに10月7日、売店オープン
伊予鉄道公式Webページ更新(9月27日)
い～カード「ライオン」発売(9月25日)
台風18号の影響で一時全線運休(9月24日)
JR予讃線に伊予鉄道郊外線との連絡新駅設置の構想(9月22日)
「キララエクスプレス」の広島便、全社撤退へ(9月16日)
社内誌「いよてつ」No.298発行(9月15日)
「鉄道の旬間」期間中に松山市役所ロビーで「鉄・軌道パネル展」
松山市駅バス乗り場を変更(9月8日)

■秋祭りで早朝に市内電車臨時便運行予定

　10月7日(木)は松山市の地方祭(秋祭り)で道後宮出しのために今年も例年通り、早朝の市内電車臨時便が次のように運行される。
　

市駅前発		大街道発		道後温泉着	備考
4:30	→	4:35	→	4:46	2両続行運転
4:35	→	4:40	→	4:51	2両続行運転

■松山市駅ホームに10月7日、売店オープン

　松山市駅2・3番線ホームで、１番線への東側連絡階段の西側で9月22日頃から駅売店の新築工事が行われている。同所での伊予鉄観光開発株式会社からの掲示によると、売店のオープンは10月7日が予定されているとのことである。
　松山市駅には改札外の地上コンコースに売店があったものの、改札内のホームにはこれまで売店が設置されていなかった。

■伊予鉄道公式Webページ更新(9月27日)

　今回の更新で以下のような更新がなされている。

「プロフィール」(会社案内)のページを更新
い～カード(プリペイドカード)のシリーズ企画「とべ動物園のどうぶつシリーズ」第10弾「ライオン」を紹介するページを追加
バスの「レジャークーポン」紹介ページに「大三島しまなみバスクーポン」の紹介を追加

■い～カード「ライオン」発売(9月25日)

　い～カード（プリペイドカード）のシリーズ企画「とべ動物園のどうぶつシリーズ」第10弾として9月25日から発売されている。同シリーズの次回第11弾発売は11月下旬に「カンガルー」を予定。

これまで発行されたシリーズ物のい～カードのリストは「い～カードリスト」のページをご覧ください。
「とべ動物園のどうぶつシリーズ」い～カードのリストは「い～カード「とべ動物園のどうぶつシリーズ」一覧」のページをご覧ください。また、同シリーズの各カード図柄については伊予鉄道公式サイトのページ「とべ動物園シリーズ」のページを御参照ください

■台風18号の影響で一時全線運休(9月24日)

　台風18号の影響で9月24日(金)午前9時頃から郊外電車・市内電車とも全線に渡って運休、市内電車は午後0時50分まで、郊外電車は午後1時45分まで運休状態が続いた。これによる運休は郊外線が上下合わせて108本、市内電車で193本に上った。
　また、この影響で、郊外電車では運転再開後も夜間まで3両編成での運転が見られた。

(参考:1999年9月25日付愛媛新聞朝刊社会面掲載の記事)

■JR予讃線に伊予鉄道郊外線との連絡新駅設置の構想(9月22日)

　9月22日に開かれた愛媛県9月定例県議会本会議での代表質問において、答弁に立った愛媛県企画環境部長は伊予鉄道郊外線とJR予讃線との間で線路交差部分への新駅設置・乗り換えによる相互連絡接続強化の方向を考えていることを示した。
　これは「予讃線と伊予鉄道郊外線との相互乗り入れ検討を」という議員側からの質疑に対する答弁で明らかになったもの。
　この答弁においては、両線の架線電圧の相違・伊予鉄道側の路盤・車両規格による構造物などの問題から相互乗り入れについては具体的検討がなされていないことも明らかにされている。

(参考:1999年9月23日付愛媛新聞朝刊総合面掲載の記事)

■「キララエクスプレス」の広島便、全社撤退へ(9月16日)

　9月16日付のNHKニュース等によると、しまなみ海道経由の高速バス「キララエクスプレス」広島－松山便を共同運行している5社(伊予鉄道・JR四国・広島交通・中国JRバス・しまなみバス開発)は協議の結果、10月末日限りで同路線の廃止の方針を固め、9月16日付けで中国運輸局に路線廃止を申請したとのことである。
　しまなみ海道開通とともに5月2日から運行を開始した同路線だが、開通直後から1便当たりの平均利用客数は5人前後、特に9月に入ってからの1便当たりの乗客は平均2.9人と低迷(採算ラインは約15人)。共同運行社の1社であるJR四国梅原社長は7月28日の定例記者会見で路線からの撤退方針を明らかにしており、他の共同運行4社も路線維持困難との見方を示していた。
　申請通りに廃止が認められれば、路線開設後わずか半年での撤退となる。

■社内誌「いよてつ」No.298発行(9月15日)

　9月15日付で発行された。主な内容は以下のとおり。

表紙：解体を控えたバスターミナルとターミナルから発車するバス
PHOTO GRAPH IN：1999松山まつり野球拳おどり
特集：松山市駅前再開発(バスターミナル解体・バス乗り場変更)
特集：しまなみ海道をゆく
伊予鉄NEWS：
- 「鉄道の日」に各種催しを実施
- 沿線の夏まつりに臨時電車・バスを増発
- 第7回「九・二　ノーミス運動」実施

■「鉄道の旬間」期間中に松山市役所ロビーで「鉄・軌道パネル展」

　9月に入ってから四国地区各鉄道会社の駅等で掲示されている「鉄道の日」四国地区イベント予告ポスターによると、10月14日「鉄道の日」を中心とした期間中、松山市役所1階ロビーにて「鉄・軌道パネル展」が開催されるとのことである。概要については以下の通り。

催し名	鉄・軌道パネル展
期間	1999年10月12日(火)～20日(水)
場所	松山市役所1階ロビー

■松山市駅バス乗り場を変更(9月8日)

　すでに報じられているとおり、9月8日始発から松山市駅バス乗り場が変更となり、松山市駅を経由するバスはすべて駅前に発着場所が移された。これにより松山市駅バスターミナルは使用停止となったほか、バスターミナル地下コンコース、および百貨店「いよてつそごう」地下東側売場(旧「いよてつマーケット」部分)も閉鎖された。
　乗り場変更に合わせてダイヤ改正も実施。1999年9月8日付愛媛新聞朝刊第1面掲載の記事によれば、このダイヤ改正で松山市駅前を発着する1日のバス便数は1017便から979便へと、若干の減便ダイヤに変更されている。
　また、発着場所が移動となったことにともない、松山市駅西ビルの全日空営業所(カウンター)の一部を利用して、バス利用者のための待合室が新たに設置された。

乗り場の案内については伊予鉄道公式Webページにある「松山市駅バスのりば変更」のページを御参照ください。

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(mailto:chiezou.murakami@nifty.com)
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