2000年9月のトピックス(暫定版)
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今年の5月連休に宇和島で運転された米山工業製の坊っちゃん列車レプリカが、9月27日から松山市内に常設展示されるようになり、一般公開が始まった。
展示場所は松山市歩行町1丁目宮田ビル駐車場(大街道電停から徒歩4分程度。「喜与町」バス停前)。
今回の常設展示実現には「ふるさと市民会議」(会長:米山徹朗氏)が今年7月から賛同者約220人を募って常設展示へとこぎつけた。展示初日の9月27日には会員50人が参加して除幕式が行われ、鉄道唱歌の流れる中、客車の窓から小説「坊っちゃん」の登場人物達のマネキンが現れ、同時に機関車の煙突からはドライアイスの白い煙が出される演出もなされた。展示場である駐車場入口には坊っちゃん列車と展示のレプリカ製造経緯についての説明板が常設掲示されている。
ふるさと市民会議の米山徹朗会長によると、今後機運が高まれば人を乗せて走らせたいとのことである。
右の写真は今回常設展示された米山工業製の坊っちゃん列車レプリカ(松山市歩行町1丁目宮田ビル駐車場にて2000年10月1日(日)撮影)。
(この写真は大きめのサイズ(640×480)の画像にリンクされています)
※参考:
2000年9月28日(木)付愛媛新聞朝刊第4面(社会面)掲載記事
(愛媛新聞社Web「愛媛新聞:県内の主な出来事(2000年9月28日)」にも概要記事あり)
JR四国は愛媛県内JR主要駅から松山駅までの「Sきっぷ」往復タイプに伊予鉄道の「市内電車一日乗車券」をセットにした「松山路面電車Sきっぷ」を来月10月1日から発売する。
今回の企画は今年7月末にJR側から提案があったとのことで、高速道路網整備にともなうマイカー利用増に対し、鉄道側が共同・協力して公共交通利用促進をはかる意図があるものと説明されている。主な利用者として週末買い物客が想定されているという。
JR四国によれば、JRと私鉄との連携きっぷは全国的に珍しいとのことで、四国では初めてのこと。
きっぷの概要、および設定区間と料金については以下の通り。
● |
きっぷの概要 |
|
名称 |
「松山路面電車Sきっぷ」 |
|
有効区間: |
[JR四国愛媛県内主要駅−松山駅間往復]+伊予鉄道市内線 |
|
有効期間 |
1日間 |
|
備考 |
市内電車利用時はSきっぷの復路券を見せて降車 購入金額は「Sきっぷ+市内電車1日乗車券」各単独購入時より200円程度割安 |
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発売開始 |
2000年10月1日 |
● |
発駅と料金 |
|
発駅 |
価格 |
|
川之江 |
6,460円 |
|
伊予三島 |
6,260円 |
|
新居浜 |
5,060円 |
|
伊予西条 |
4,860円 |
|
壬生川 |
4,460円 |
|
今治 |
3,020円 |
|
内子 |
2,660円 |
|
伊予大洲 |
2,940円 |
|
八幡浜 |
4,680円 |
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卯之町 |
4,760円 |
|
宇和島 |
5,160円 |
※参考:
・2000年9月27日(水)付愛媛新聞朝刊(地方面)掲載記事
(愛媛新聞社Web「愛媛新聞:県内の主な出来事(2000年9月26日)」にも概要記事あり)
・JR四国公式Web掲載ニュースリリース「発売割引きっぷの新規発売および見直しについて」
市民団体「マドンナ電車からまちづくりを考える会」(マドンナLINK)の田村俊夫事務局長以下6人が9月25日、欧州LRT先進地訪問の旅に松山空港から旅立った。
一行は同日中にドイツ入りし、すでに現地している同会藤目節夫副会長ら4人と合流、7日間に渡りドイツのカールスルーエ市、フライブルク市、フランスのストラスブール市を訪れる予定。
※参考:
2000年9月26日(火)付愛媛新聞朝刊第9面(地方面)掲載記事
(愛媛新聞社Web「愛媛新聞:県内の主な出来事(2000年9月25日)」にも概要記事あり)
い〜カード(プリペイドカード)のシリーズ企画として新たに「正岡子規・俳句シリーズ」が登場、9月25日から第1弾のカードが発売となった。
今月9月は「俳句の月」、9月19日は「へちま忌」(正岡子規の命日)、さらに来年は正岡子規没後100年を迎えるということで、今回のシリーズが企画されたとのこと。
今回も前回シリーズの「どうぶつ」シリーズ同様、合計15回発行の予定となっている。
なお、今回の広告チラシにはこれまでと違い、俳句の解説と該当句の句碑の場所紹介、そして子規のプロフィールなどが掲載されるなどの工夫がなされている。
名称 |
い〜カード 正岡子規・俳句シリーズ (1) 「松山や 秋より高き 天守閣」 |
ねだん |
1,000円(利用可能額:1,100円分) |
図柄 |
毛筆体での上記句と紅葉の中の松山城石垣と天守閣の写真 |
発売日 |
2000年9月25日〜 |
発売枚数 |
15,000枚限定 |
発売駅 |
伊予鉄道各駅・バス各営業所など |
問い合わせ先 |
伊予鉄道鉄道部(TEL:089-948-3323)・自動車部(TEL:089-948-3172) |
|
|
- 企画物カードの図柄については伊予鉄道公式サイトのページ「い〜カード」のページを御参照ください
9月21日付の愛媛新聞「E−net(い〜ねっと)」(毎週木曜日掲載の「メディア面」)で路面電車シミュレーションゲーム「がんばれ運転士!!」の紹介記事が掲載されている。記事掲載の画面写真は道後温泉駅進入シーン(カラー)。
なお、9月21日付で更新されたタイトーの公式Webサイト掲載の情報によれば、「第38回アミューズメントマシンショー」での展示における先着プレイ者にはノベルティとして「江ノ電/伊予鉄の特製マウスパッド」が配布されるとのことである。
※参考:・2000年9月21日(木)付愛媛新聞朝刊「E−net(い〜ねっと)」(メディア面)掲載の記事
(愛媛新聞社Web「愛媛新聞:「E−net(い〜ねっと)」(2000年9月21日掲載分)」にも同内容記事本文あり)
・タイトー公式Web掲載「第38回アミューズメントマシンショー」情報のページ(http://www.taito.co.jp/gm/info/am38event.html)
・http://www.zdnet.co.jp/gamespot/gsnews/0009/21/news03.html
9月15日付の日本経済新聞四国地方経済面に路面電車運転シミュレーションゲーム「がんばれ運転士!!」の話題が掲載された。この記事によると、愛媛県内のゲームセンターには10月上旬までに納入される予定という。
※参考:・2000年9月15日(金)付日本経済新聞朝刊 四国地方経済面掲載の記事
(NIKKEI NET 列島ビジネス【四国】9月15日分にも同文掲載あり
(http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20000914cldi024414.html」にも記事概要あり)
路面電車シミュレーションゲーム「がんばれ運転士!!」の公式ページ(http://www.taito.co.jp/gm/ganba/index.html)が9月14日付で更新され、ゲーム概観について詳細に紹介する「ゲーム内容のご紹介」のページが追加された。
また、同じくタイトーの公式Web内のコンテンツ「松桐坊頭の”全部俺にきけ!”」(http://www.taito.co.jp/gm/matsukiri/index.html)でも、先週・今週と続いて「がんばれ運転士!!」を話題にしている。
※参考:
タイトー公式Webサイト
「松桐坊頭の”全部俺にきけ!”」
「がんばれ運転士!!」(公式ページ)
市民団体「マドンナ電車からまちづくりを考える会」(マドンナLINK)の代表らが、9月13日に伊予鉄道本社を訪れ、同社の森本社長に「松山地域におけるLRT導入に関する提言書」の内容を説明した上で手渡した。同社トップが市民団体代表らと会って要望を直接聞くことは珍しいものと思われる。
今回手渡された提言書は先月に愛媛県知事・松山市長・砥部町長に手渡されているものと同じもの。この日の訪問では提言書内容説明の後の懇談で、森本社長側から低床バス運行が今年10月から始まることが明らかにされた。
また、マドンナLINKでは有志で9月25日からドイツ・フランスへの訪問を行うことが明らかにされており、これにも同会会員のみならず伊予鉄道関係者の参加も呼びかけている。
※参考:
2000年9月14日(木)付愛媛新聞朝刊(地方面)掲載記事
(愛媛新聞社Web「愛媛新聞:県内の主な出来事(2000年9月13日)」にも概要記事あり)
今年6月28日から松山市のWebサイト上で行われている「松山にふさわしい交通計画のためのアンケート」の中間集計結果と意見集(7月末までの回答分)が9月12日付更新で掲載されている。
なお、アンケートは継続して実施されている。
※参考:
松山市Web「松山市/都市と交通」
(http://www.city.matsuyama.ehime.jp/news/toshi/index.html」)
9月に入り、松山市駅改装工事が始まった。これまでの進行状況は以下の通り。
9月 |
2日(土) |
北口地上コンコースに自動券売機の仮移設用の小屋を設置 |
|
4日(月) |
北口地上コンコースのい〜カード券売機を自動改札機寄りの柱脇に移設 |
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5日(火) |
北口地上コンコースの自動券売機を仮設側に全面移設 |
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6日(水) |
自動改札機用有人改札口(駅長室兼用)の仮設の小屋を1番線ホーム上に設置開始 |
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11日(月) |
自動改札機をホーム寄りの位置に移設 仮設の有人改札口(駅長室兼用)の使用開始 |
今後、ロッカー・愛媛信用金庫のATM・チャンスセンター(宝くじ売り場)・売店などの撤去や移設が進められるものと思われる。
9月7日にタイトーの公式Webに路面電車シミュレーションゲーム「がんばれ運転士!!」の公式ページ(http://www.taito.co.jp/gm/ganba/index.html)が登場し、今月9月からの出荷と正式な告知がなされた。
また、9月に開催される「第38回アミューズメントマシンショー」にも「がんばれ運転士!!」が出展され、同ショーでプレイすると先着順にノベルティがプレゼントされるという。
さらに情報誌にも紹介記事が掲載され始めており、ゲーム情報誌「アルカディア」10月号にはp.209にゲーム概要記事が掲載されているほか、同誌巻頭には2ページ見開きで広告が掲載されている。
※参考:
タイトー公式Webサイト
「第38回アミューズメントマシンショー 出展情報」
「がんばれ運転士!!」(公式ページ)
「松桐坊頭の”全部俺にきけ!”」
・2000年8月のトピックスへ
・Topics Index(1998年10月〜)へ
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(mailto:chiezou.murakami@nifty.com)
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