愛光学園鉄道研究部誌「EXPRESS」No.6(1982年発行)に掲載された1980年(鉄道線車両は3月31日現在、軌道線車両は9月30日現在)の車両主要諸元表を元にHTML化したものである。
鉄道線においては、郊外線電化初期車から京王車大量増備以前の車両までがすべてそろっている最後の時期であり、現在の主力車(800系/700系/600系)と入れ替わりに消えた車両の末期のデータがそろっている点で価値があろう。
一方、軌道線では冷房化工事が進行している最中であり、非冷房車に直接制御車が残っている。同タイプの車両で直接制御と間接非自動制御との違いを見ることができるのもこの時期ならではのことである。また、鉄道線同様、ボギー化以降の車両がすべてそろっている時期であり、なおかつ、現有車両はすべて出そろった後の表である。特に市内電車ボギー電車群唯一の廃車となったモハ81号がリストにある点でも興味深いものがある。
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